仕事始めに交わした会話
お客様と取り交わす新年のご挨拶の中で、驚くような話題がでたのでご紹介します。(代理店様より)
九州の某市であった出来事ですが、病院と介護施設を複数経営されているお客様の、病院を監査で訪れた保健所の所長様のことを話してくれたのです。同病院では次亜塩素酸水溶液を活用してくださっており、中でも霧化器を使った空間除菌を目にして対応した院長Dr.)に
所長)こんなことをしてはいけないよ!害になるばかりか、メリットは何もない!水を使って加湿するのがインフルエンザには一番いいんだ!
Dr.)・・・・・
言葉を失った院長Dr.は、相手が相手だけに面と向かって反論もせず、溜まったストレスを代理店の社長に愚痴としてぶっつけたのです。
社長も腹に据えかねたのか、私に電話で報告して来られ、「どうしたものだろうか?何かいい方法はないだろうか?」と困り果てた様子でした。
話を聞いた私は、2006年の秋を思い出したのです。台風13号は9月15日~20日にかけて、沖縄・九州・中国地方に暴風、大雨をもたらし、大きな被害が発生したのです。山口県内のある病院では、復旧工事の予算を取って工事に着工していたのですが、当時開発した生成装置を評価され、一部の予算を回して生成装置を導入され、次亜塩素酸の有効活用システムを構築されたのです。
翌年の春には、同病院からの声として「今年の冬はインフルエンザに誰もかからなかったな!」と聞きました。空間除菌はもとより、様々な場所でそれぞれに適した方法で活用された結果が見事に表れたのです。
皆様もご存知のとおり、最近では家電大手のP社さんもジアイーノを商品化されました。次亜塩素酸の有効活用が当たり前の時代になった今、あの保健所の所長さん、どうしていらっしゃるのでしょうか?
このレポートの第4号では、「インフルエンザウイルスは通常の呼吸だけでも感染」という報告を載せています。メリーランド大学の科学者らによって全米科学アカデミー誌(2018年1月18日)に発表されたこの論文は、空間除菌という方法が必要だとの認識を新たにさせてくれるものだと確信しました。
お知らせ
さて、本号では、継続していた「WahWの効果的な活用方法」をお休みさせていただきます。代わって、新製品のニュースをお届けします。
ご愛用いただいてきました霧化器AA-W105ですが、開発から7年が経過し、在庫とサービスパーツが無くなりましたので、この度次ページにご案内の新製品AA-W103を近く発売させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
タンク一体構造
これは従来のモデルと最も大きな違いです。一体構造にしたことで以下のメリットが得られました。
① 本体を構成するパーツが少なくなり、信頼性がアップしました。何よりも切り離すタンクを使用しないことが大
きな利点です。液を補充するたびに持って移動することが無くしたことで、タンクを落としたり傷つけたりすること
がありません。
② 従来では困難であったタンクの掃除が容易にできます。上蓋を外せばタンク内に手が入るので、お掃除も楽々でき
ます。定期的にお掃除をすることで、長期間にわたって性能を維持できます。
③ 斬新で洗練されたデザインは、白色を基調として清潔感を出し、設置場所を選びません。一人一台を可能にする新
しい活用方法が生まれます。
④ オレンジをアクセントとして使用したのは、ワーウォ技術研究所が採用している色彩心理学に基づくもので、愛用
者様に安心感を与え、心身のバランスを整えながら安全・安心な生活空間づくりを楽しんでいただけます。
お部屋を安全・安心な生活空間に生まれ変わらせるアクセントとして、きっとお喜びいただけるものとお薦めします。
噴霧量の無段階調整
タッチパネル式の操作が主流となっている現状ですが、私たちは今回も敢えて霧段階に噴霧量を調整することを選択しました。噴霧の条件は様々な自然環境の影響を受けるため、常に一定の噴霧条件を維持することが難しく、電気的に同一条件で運転していても、環境の影響により霧の出方が変化します。
これを補正するためには、無段階に調整できる機能を持つモデルが必要です。
環境の変化に対応して噴霧量が調整でき、使用目的や対象によっても噴霧量を調整することができる、場面に応じてきめ細かな調整ができることは、愛用者様には安心していただける点です。
上蓋を外し上面から補充
上蓋を外せばタンクの内部は丸見え、タンクの様子が手に取るようにわかります。
そして液の補充は、ここから簡単にできます。タンクの底にある超音波振動子で作り出された霧のエネルギーは、フローターの穴を通してタンクの液面から霧になって空間に出て行きます。新しい技術によって、この方式が実現しました。
① 今まではタンクに液を補充するのが面倒だという声が多くありました。そのせいか、タンクに関するトラブルが多々発生していました。この方式の完成により、そのトラブルが見事に解決できました。
② タンクの容量は最大2ℓと少ないかもしれませんが、上面から容易に液を補充することができるため、容量についての問題はクリアできるでしょう。
③ また、希釈作業についても、ペットボトルを活用することで簡単に行えるので、ミスを減らすことができます。
開発の経緯
このモデルの開発を思い立ったのは2015年の1月でした。以来、改良について工場との打ち合わせを重ねてやっと商品化ができたのです。時間と技術の積み重ねから生まれたこの商品を、どうぞご愛用くださいますよう、よろしくお願いいたします。