みなさん、こんにちは。
2月になり、厳しい冬の寒さが続くなか、 三寒四温で春の近づきも感じますね。
1月上旬くらいまでは、そこまで寒さや乾燥が気になることもありませんでしたが、ここ 最近は特に冷え込みやすく、 マフラーなどが手放せない日々が続いています。 肌の乾燥や手荒れに悩んでいらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
2月というのは、1年の中でも特に空気が乾燥する時期です。
空気が乾燥するとウイルス性の感染症が流行しやすくなります。現在、世界的猛威をふ るっている新型コロナウイルスはもちろんのこと、インフルエンザや花粉症といった症 状にも注意が必要となってきます。
では、 さまざまなウイルスから自身を守るためにはどうすればいいのでしょうか?
まず、この時期に感染症から身を守るために必要なのは「のど・鼻の保湿」です。なぜか というと、空気中に漂うウイルスの侵入経路が、 主に鼻や口だからです。
本来、 鼻腔や気道に付着したウイルスは、すぐに身体の外へ排出されるような仕組みに なっていますが、 冷えや乾燥によって気道の皮膚から潤いが失われると、 ウイルスの排 出がうまくできなくなってしまいます。そのため、この時期はインフルエンザといった 感染症や、 花粉症などの症状に見舞われる方が増加することになります。
こうした症状から身を守るために効果的なのは「のど・鼻の保湿」です。 のどや鼻を保湿するのに有効なのは……
そう、「マスク」です。
というわけで、この時期でも安心して外出ができるよう、 今回は 「マスク着用の仕方」 に ついて、一緒におさらいしていきましょう!
コロナ禍になってからは、マスク生活が当たり前となっている方々も多いことでしょう。 しかし、例えば 「鼻マスク」 など、 間違ったマスクの着用をしている場合、 感染予防の効 果が大きく損なわれます。 マスクを使用する際には、 鼻の上部までしっかりと覆いま しょう。 それだけでも 「のど 鼻の保湿」 には効果があります。 また、正しく着用できていないと、肌荒れなどお肌のトラブルを引き起こしてしまうこともあります。 感染症 や花粉症をしっかりと予防をするためには、ご自身に合ったマスクを、正しく着用する ことがとても大切です。
保湿効果のあるマスクを使うのもさらなる感染予防に繋がります。 家にいる時の乾燥が気 になる方向けに、 外出時だけでなく、 就寝時などにつける用の 「保湿マスク」もあります ので、ぜひご自身に合ったものを探してみてくださいね!
感染症や花粉症にかかってしまうと、体力が削られ、精神的にも辛い思いをすることにな ります。そうならないためにも、日々の「マスク着用」にはこだわりましょう!
もう一つ、忘れてはならないことがあります。それは、ウイルスが空気感染するという ことです。 飛沫感染や接触感染を主に対策をしている日本ですが、 新型コロナウイルス感 染症が空気感染すると WHO や CDC が発表し、世界的にコンセンサスを得たのが一昨年 の5月、国立感染症研究所がこっそりと発表したのは昨年3月28日だったのです。
新型コロナウイルス感染症が第2類から第5類へと分類変更されますし、学校の卒業式に おいてもマスクの着用が議論されています。個人の判断に委ねられる部分が多いようで すが、国からは、しっかりと正しい情報を発信してもらわなければなりませんね。
そのうえで、みんなが喜びあえる春を迎えたいものです。