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WahWを希釈する際に水道水のpHはどう影響するのか?

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水道水のpH値は希釈した後のpHにどう影響するか?

このご質問は、以前から時々寄せられていました。
ご質問に対しては、“実用上は問題にならないのでそのままお使いください”、とお答えしてきました。
あるとき、水道法に定められている「水道水質基準」で水質基準項目と基準値(51項目)の中に、pH値として5.8以上8.6以下と表示されているのを知り、“かなり幅が広い!”と思ったので、調べてみました。

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結果は、想定の範囲内でした。

上図をご覧ください。この図は、WahWの200ppm pH4.95~6.07までの5種類を、pH6.29、7.04、7.58、8.18の4種類の水で希釈して、それぞれのpH値と濃度を測定したものです。
例えば、pH5.48 、濃度207ppmをpH6.29の水で4倍希釈すると、pH6.22、濃度53ppmになり、pH8.18 の水で希釈すると、pH6.84 ,濃度52ppmになることを示しています。
同様に、他の希釈したデータを見てみると、原液ではpH値にかなりの幅がありますが、希釈後にはその幅も狭くなっていることが分かります。
このことから、“実用上問題にならないのでそのままお使いください”とお答えしてきたことが、間違っていなかったことがお分かりいただけたことと思います。
私たちは、次亜塩素酸水溶液を有効に活用していただくためには、水溶液のpH値を弱酸性領域になっていることをお薦めしています。理由は、殺菌因子である次亜塩素酸という物質の存在比が大きいのは、pHが4から6.5くらいの弱酸性領域とされているからです。

実際に確認した水道水のpH値は、私たちの周りではpH6~7ですが、地域によっては上限の8.6というところもありました。
ですが、今回のデータからも読み取れるように、pH8.18の水道水で希釈しても希釈後のpHは7の手前ですから、想定内だと考えられます。安心して希釈してお使いいただけます。